ベルリン

May 15, 2012

ベルリン国際映画祭で最高賞である「金熊賞」を含む主要3部門を受賞し、
今年度のアカデミー賞では「外国語映画賞」を受賞した
イランの映画『別離』。


オープニングからいきなりペルシャ語の字幕で
タイトルやら出演者の名前(らしきもの)が
スクリーンに表示されたけれど、子供の落書きみたいで
全然、字として認識できなかった…。ペルシャ語を読める人、すごい、

でも、内容はすごく奥深くて、最後まで張りつめた気持ちで
見続けました。
とっても小さな世界(1つの家庭)が舞台の
ちょっとしたサスペンスなのです。

----------------------------------------------------------
★あらすじ(公式HPに出てる程度のネタバレ)★

一人娘テルメーの教育問題を巡って繰り広げられる
妻シミンとの離婚訴訟と
アルツハイマー症の父親の介護という大きな問題を抱える
中流階級(と思える暮らしをしている)の銀行員、ナデル。

妻は家を出て行き、父親と娘を抱えてどうしようもないナデルは
夫が失業中の貧しい女性ラジエーを家政婦として雇う。
幼い娘を連れて、ナデルの家に通うラジエーだが、
アルツハイマーの父親の世話は想像以上に大変で
安い賃金で働くには割に合わないと思っている。
ある日、ナデルが帰宅すると、ラジエーは不在で
父親が瀕死の状態で倒れていた。
ナデルはラジエーを責め、クビにするが、
そのとき、必死に言い訳をするラジエーを振り払い、倒してしまう。

その夜、ナデルはラジエーが病院に運ばれたことを知る。
ラジエーは流産したのだった。

そして、ナデルは自分の家族と、ラジエーの家族を巻き込む、
思わぬ事件に巻き込まれていく。
----------------------------------------------------------

この作品を観たことで、今まで知らなかった
イランの日常生活(特に宗教観)を垣間見れたし、
意外なほど、私たち日本人と変わらない部分が多いんだなと思いました。
親子関係、夫婦関係も、日本と大差ない。

イランに対するイメージが変わりましたね。
こんなふうに知らないことを知ることができるってことが、
映画の一番素晴らしい存在価値だと思う。

作品の核となる「誰が嘘をついているのか」といった緊迫感もあって
2時間があっという間の、とても面白い映画でした!

【別離】
http://www.betsuri.com/
続きを読む

mackypimacky at 18:28│コメント(0)トラックバック(0)